11月18日未明、札幌市中央区の飲食店で、消火器を噴霧し、この店の経営者に重傷を負わせたとして、68歳の男が逮捕されました。男は、隣の飲食店で働く従業員でした。
威力業務妨害と傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む、飲食店従業員の男(68)です。
男は、11月18日午前0時すぎ、札幌市中央区南2条西7丁目の営業中の飲食店で、持参した消火器を店内に噴霧して業務を妨害し、この店の経営者の男性(54)に重傷を負わせた疑いが持たれています。
被害男性は、店の外でも、男から手を消火器のレバーで挟まれたり、歩道上に転倒させる暴行を受けたりして、指を骨折するけがをしました。
警察によりますと、男と被害男性の店は隣どうしで、面識はあったということです。
警察の調べに対し、飲食店従業員の男(68)は「消火器をまいたのは間違いない。でも、けがをさせるようなことはしていない」と容疑を一部否認しているということです。
警察は、男の動機や余罪など詳しく捜査していく方針です。