平年の3倍近い積雪となっている北海道岩見沢市で19日、市の職員が高齢者の住宅などをパトロールし危険がないか確認しました。
岩見沢市職員
「こんにちは。除雪大丈夫ですか」
スコップを片手に雪山に座り込む高齢の女性。屋根にも雪が積もっていて危険です。
岩見沢市民
「屋根から落ちた雪を片付けているの。玄関が開かなくて、こっち(裏口)から出入りしている」
岩見沢市の17日朝の積雪は110センチ、この女性は自宅の玄関が雪で埋まり、窓から外に出たということで岩見沢市の職員が応急的に雪を取り除き出入り口を確保しました。
岩見沢市民
「年(明け)前にこれだけの雪、めったにない。(結構楽になりました?)よかったですよ」
伊藤亜衣 記者
「住宅を見てみますと、屋根から大きく雪がせり出しています」
岩見沢市では職員が、19日と20日、高齢者の住宅など、約1700世帯をパトロール。雪庇がないか、ストーブの排気口が雪でふさがっていないかなどを確認しています。
岩見沢市 企画室 山田努企画調整担当主幹
「何か(除雪に関して)お困りのことがありましたら、市役所の助成制度もあるので、お問い合わせいただければ」
一方、岩見沢市内の路線バスは、19日も一部の路線で運休していて市民生活への影響が長引いています。