北海道旭川市のガソリンスタンドで、給油したにも関わらず、ガソリン代約１万円を支払わなかったとして、59歳の自称無職の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定で自称無職の男(59)です。
この男は、22日午前8時過ぎ、旭川市内のガソリンスタンドで、代金を支払う意思も能力もないのに、ガソリン52リットルを給油し、代金約１万円を支払わなかった疑いが持たれています。
警察によりますと、男は当時、支払うことができない極めて少額の所持金しかなく、「今持っていないので銀行で下ろしてくる」とスタッフに伝え、自身のマイナンバーカードを預け、電話番号を伝えたうえで、ガソリンスタンドを後にしました。
しかし、約2時間半経っても男が戻ってこなかったため、スタッフが「詐欺に遭ったかもしれない」と警察に通報。
警察は、男が言い残した電話番号に電話をして男の居場所に向かい、話を聞くなどして容疑が固まったとして、男を逮捕しました。
警察の調べに対し、自称無職の男(59)は「弁解することは何もない」と容疑を認めているということです。