12月下旬、北海道恵庭市で、元交際相手の10代の女性に対し、包丁を突きつけ、たばこの火を押し当てるなどの暴行を加え、けがをさせたとして、無職の男(21)が逮捕されました。
暴力行為法違反と傷害の疑いで逮捕されたのは、恵庭市中島町2丁目に住む、無職の男(21)です。
警察によりますと、男は12月21日午後8時ごろから22日午前0時半ごろまでの間に、自宅で、元交際相手の10代の女性の首元に包丁を突きつけ「話すのか、死ぬのか」などと脅迫した上、両足首にたばこの火を押し当てた疑いがもたれています。
女性は、足首にやけどを負いました。
22日、女性は警察に通報したものの、女性は泣いていて事情を説明する前に電話を切ってしまいました。
不審に思った警察が、女性に電話をかけ続けたところ、4日後の26日に、女性が「首元に包丁を突きつられたり、足首に煙草を押し付けられた」などと話し、事件が発覚したということです。
警察によりますと、男と被害女性の間で、交際をめぐるトラブルがあり、女性が黙り込んだことに腹を立てた男が、包丁を突きつけたということです。
警察の取り調べに対し、無職の男(21)は「間違いない」と容疑を認めているということです。
警察は、男と元交際相手の女性との間で、トラブルがあったとみて捜査を進めています。