29日朝、札幌の中央卸売市場では1年の取り引きを締めくくる「せり納め」が行われました。
札幌市中央卸売市場では、29日朝、今年最後の競りが行われ、お正月に欠かせないミカンが競り落とされていきました。
今年の野菜と果物の取り引きは、夏場の猛暑の影響で全体的に収穫量が減り、価格が高くなったということで市場関係者は、新年の豊作や価格の安定の願いを込めて「三本締め」で今年の競りを納めました。
札幌みらい中央青果・石黒浩さん
「こういう気候が当たり前になっているが、生産現場も非常に苦労している。そういった意味も含めして来年は穏やかな年であってほしい」
札幌市中央卸売市場の初競りは新年1月5日です。