北海道苫小牧市の港で、友人の少年(16)を車ではねて殺害しようとしたとして、8日、大工の男(18)が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市に住む大工の男(18)です。
男は、2024年7月、苫小牧市入船町2丁目の港で、殺意を持って友人の少年(16)を車ではね、けがをさせた疑いが持たれています。
少年は頭を打撲するなどの軽傷です。
警察によりますと、当時、現場には男と少年のほかに数人の友人がいて、「走ってくる車を、接触する直前で避ける」というようなゲームをしていたということです。
男は、他の友人数人と一緒に車に乗り、車の正面に立っていた少年に対し、時速数十キロで走行し、車から避けきれなかった少年をはねたということです。
2024年10月、第三者からの警察への情報提供で、事件が発覚しました。
警察の調べに対し、大工の男(18)は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、周囲にいた友人たちも共犯関係にあたる可能性もあるとして、当時の状況を詳しく調べています。