北海道函館市の恵山岬沖で座礁しているタンカーは、船体が傾き始めたため一部の乗組員が救助され、船を降りました。
8日夕方、函館港では海保の巡視船から恵山岬沖で座礁した「さんわ丸」の乗組員7人が降りてきました。
「さんわ丸」の船体が傾いたため避難したもので、残りの乗組員4人はえい航作業のため現場のサルベージ船に残っています。
8日は「さんわ丸」から燃料の流出が確認され、船のえい航作業は行われませんでした。
9日も燃料の流出を止める作業が行われる予定で、えい航作業の再開のめどは立っていません。