12日未明、札幌市の歓楽街すすきので、飲食店従業員の男性の腕に噛みついてけがをさせたとして、中国籍の27歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、中国籍の27歳の自称芸能プロダクション経営の男です。
男は、12日午前3時45分ごろ、札幌市中央区南6条西5丁目の飲食店前の路上で、この飲食店の28歳の男性従業員の左腕に噛みついてけがをさせた疑いが持たれています。
男性従業員は、左腕に内出血をするけがをしました。
警察によりますと、店内にいた男性従業員が、店のドアが蹴られる音がしたため、外にいた男に注意しました。
すると男は逆上し、噛みついてきたということです。
被害に遭った男性従業員が男を取り押さえ、「ドアを蹴られ、殴られた」と警察に通報し、男は駆け付けた警察官に引き渡されました。
取り調べに対し、中国籍の27歳の自称芸能プロダクション経営の男は、英語で「私は誰にも暴力をふるっていませんし、噛んでもいません」と話し、容疑を否認しています。
男は、旅行で日本を訪れたと話し、当時酒を飲んでいたということです。
警察が、当時の詳しい状況を調べています。