雪質の良さから外国人スキー客が増えている北海道富良野市で、警察がバックカントリーでの遭難防止を呼びかけました。
スキーやスノーボードを持った外国人が目立つ富良野スキー場。
13日、富良野警察署の署員らがメモ帳を配り、バックカントリースキーでの遭難防止を呼びかけました。
メモ帳に印刷されたQRコードをスマホで読み込むと、入山する際のチェックポイントが、日本語だけでなく、英語や中国語でも表示される仕組みです。
富良野警察署 長崎俊之地域課長
「バックカントリーは、常に危険と隣り合わせであることを認識してほしい。悪天候などの場合は撤退する勇気も必要…」
富良野は“第2のニセコ”と言われるほど、外国人観光客が増えている一方、7日にはバックカントリーでスノーボードをしていた40代の台湾人男性が、一時行方不明になるなど、安全対策が課題となっています。