13日、2025年のスキージャンプ国内開幕戦「HBCカップジャンプ」が札幌市の大倉山ジャンプ競技場で、開かれ白熱のフライング合戦が繰り広げられました。
男子1回目、今シーズンヨーロッパのジャンプ週間で初参戦で全戦決勝進出し、注目を集める札幌出身・小林朔太郎(24)。
着地で転倒するも1回目最長となる132.5メートルを飛び6位とします。
その小林の2回目。今度は着地も成功。
ここまでで最長の135.5メートルを飛び1位に踊り出ました。
2回目、最後に飛ぶのは1回目で小林に次ぐ131メートルを飛び1位につけたワールドカップ組の佐藤慧一(27)。
2回目も130.5メートルと手堅くまとめて佐藤慧一が5大会ぶりの優勝を決めました。
・佐藤慧一
「絶対勝ちたいと思ってる大会だったので勝ててよかった。飛距離は伸ばせたが、内容的には納得いってなくて少し悔しい」
女子は今シーズンワールドカップに参戦する上川町出身の勢藤優花(27)が女子最長の126.5メートルを飛び優勝、伊藤有希(30)が2位でした。
・勢藤優花
「すごくうれしいですし、今年のワールドカップの前の最後の試合で、きっかけをつかめるジャンプで終わったのも良かった思います」
■HBCカップジャンプ(13日・札幌市大倉山ジャンプ競技場)
【男子】
優勝 佐藤慧一
2位 小林朔太郎
3位 中村優斗
【女子】
優勝 勢藤優花
2位 伊藤有希
3位 葛西春香