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速報 【江別大学生暴行死】少年ら4人を強盗致死などの罪で起訴 札幌地検

北海道放送 2025年1月15日 14時57分

去年10月、北海道江別市で男子大学生が集団暴行を受けて死亡し、少年を含む男女6人が逮捕された事件で、札幌地検は少年ら4人を強盗致死などの罪で起訴しました。4人は、大人と同じ裁判員裁判を受けることになります。

この事件は去年10月、江別市の公園で、大学生の長谷知哉さん(当時20)が集団暴行を受けて死亡し、キャッシュカードなどを奪われたもので、長谷さんの交際相手の八木原亜麻被告ら男女6人が逮捕されていました。

このうち少年を含む20歳未満の4人は、家庭裁判所を経て「検察官送致」となっていましたが、札幌地検は15日、少年ら4人を強盗致死などの罪で起訴しました。

起訴されたのは江別市の当時17歳のアルバイト従業員の少年と、札幌市白石区の18歳の男子高校生、同じく白石区の18歳のアルバイト従業員の男と、16歳のアルバイト従業員の少年です。

起訴状によりますと、4人は去年10月、江別市の公園で、長谷さんに対し殴る蹴るなどの暴行を加えて死亡させたうえ、「全部出せ、全額」と言ってキャッシュカードなどを奪い、現金を引き出すなどした強盗致死などの罪に問われています。

少年ら4人は、強盗致死などの罪で大人と同じ裁判員裁判を受けることになります。

札幌地検は今回、犯行時18歳で「特定少年」にあたる2人の実名を公表しました。

◆HBCでは、18歳と19歳の特定少年の被告を実名で報じるかどうか、事件ごとに判断しています。

20歳の大学生の命が失われた結果の重大性、社会的影響の大きさなどを総合的に判断した結果、地上波テレビ放送では実名で報じることにしました。

ただ、デジタル配信の記事は、半永久的に残るインターネットの特性を考慮して匿名で報じます。

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