札幌市東区で、交際相手の女性の家の壁やドアに穴を開け、服を切り裂いたとして、会社員の男(20)が逮捕されました。
建造物損壊と器物損壊の疑いで逮捕されたのは、江別市に住む会社員の男(20)です。
男は、去年12月26日午後9時ごろから28日午後8時ごろまでの間に、札幌市東区にある交際相手の10代後半の女性の家で、壁やドアを殴ったり蹴ったりして穴を開けたほか、女性の服など数十点を包丁で切り裂いた疑いが持たれています。
帰宅した女性が被害に気づき、警察に通報。
警察が、女性から話を聞くなどして捜査をすすめ、事件から約3週間が経った1月16日、容疑が固まったとして、男を逮捕しました。
警察によりますと、男と女性は、事件当時交際していて、女性の家で同棲していました。
現在は交際関係になく、別々に暮らしているということです。
警察の調べに対し、会社員の男(20)は何らかの理由で「女性ともめて頭にきた」と話していて、「概ね合っています」と容疑を認めているということです。
2人については、警察への相談歴があったということです。
警察は、犯行に至った経緯について詳しく調べています。