16日午前、北海道旭川市で、走行中の大型トラックからタイヤ2本が外れ、そのうち1本が近くのコンビニエンスストアに駐車中の乗用車に衝突しました。この事故によるけが人はいません。
事故があったのは、旭川市永山の道道・鷹栖東神楽線で、16日午前11時半ごろ、北西方向に進行していた大型トラックの左後ろのタイヤ2本が外れました。
そのうち1本は、トラックの4.5キロメートルほど後ろの歩道で見つかり、もう1本は、歩道を乗り越えて転がり、近くのコンビニの駐車場に止めてあった乗用車に衝突しました。
当時、乗用車は無人で、この事故によるけが人はいません。
トラックの運転手は、警察の調べに対し「異音はしていたが、圧雪路面だったので特に気にしなかった」などと話しているということです。
トラックのタイヤ交換は、去年10月から11月頃に業者が交換していましたが、その後の点検はしていなかったということです。
警察は、定期点検のほか、異音などがした場合は、停車して車の状態を確認するよう呼びかけています。