16日から、ちょっと気になる企画展が札幌で始まりました。あなたの周りもいる、“いい人”に共感です。
森田絹子キャスター「お待たせ!」
《待ち合わせのラスト10メートルが小走りの人》
森田「いい人すぎるよ!」
16日から、札幌中央区のノルベサで始まったのは「新!いい人すぎるよ展」。
■前回は来場者27万人超え!「新!いい人すぎるよ展」とは?
2023年の初開催では、来場者が27万人を超えた人気の企画展で、その新作約50点が、16日から公開されています。
例えば、こんな作品が。
森田「こんなところに靴が…」
《靴ひもを結んでいる人がいると「みんなちょっと待ってー!」と呼び止めてくれる人》
森田「私、これ好きですね」
《カフェで隣の席の知らない人がトイレに行ったとき、さりげなく荷物を見張っている人》
森田「この顔も絶妙ですよね」
森田「このあたりには、北海道ならではの“いい人”が展示されています」
《隣の家の玄関前まで、さりげなく雪かきしてくれている人》
森田「いい人ですね」
《「奥さん?」と言ったら「お絵かきですよ!」と言ってくれる人》
森田「会場ではいい人以外にも、『気まずいすぎるよ展』や『心配すぎるよ展』など、様々な感情の“すぎるよ”が鑑賞できます」
「いい人」にスポットをあてた企画展、訪れた人も…。
●entaku代表 明円卓(みょうえん・すぐる)さん
「これ自分もやってるなみたいに、自分もいい人かもしれない。そんなことに気付くきっかけになったらと思う。見ていておもしろいのは、客の間で見るのを譲り合ったり、並んでいるときに声掛けあったり、いい人があふれているような企画展」
番組ディレクター「OKです」
森田絹子キャスター「ありがとうございました」
急に“いい人”になる森田キャスター。
森田「(スタッフに対して)荷物重いですね、持ちますよ、肩にごみついてますよ、カメラ重くないですか?」
■あなたのまわりの「いい人」、教えて!
では、マチのみなさんの周りにはどんな“いい人”がいるのか、聞いてみました!
●高校3年生のカップル
「一緒にご飯を食べに行ったときに、率先して水を汲んでくれる人が大好きです」
「めっちゃ共感して話を聞いてくれる人(それはもしかして…彼氏?)そうです」
●30代
「ドアを開けて待っていてくれる人とか、小さいことをやってくれる人が“いい人”」
「さりげなさが心に刺さるというか」
●70代
「誠実な人。自分の気持ちを素直にいえる人がいい。この前イチローと松井秀喜が(テレビで)野球について話をしていた。
(松井秀喜さんが)すべて誠実に答えるのがとてもすてきで『こういう人だったんだ!』っと。なんか好きになっちゃいました」
様々なエピソードがありますが、過去に展示されたある“いい人すぎる”例を聞いてもらうと…。
●高校2年生
「“落ちている手袋を見つけやすいようにガードレールにかける人”、 あ~!かけてもらってたよね!」
「スキーのゴーグルをバスから出るときに落として、近くのバス停に行ったら、バス停にかけてもらっていた。それがいい人だな~って」
●30代
「いい人ですね!それでいうと、ひとついい人だなって思うことがあって、札幌の道を歩いていると『砂あります』という(滑り止めの)砂箱があると思うが、めっちゃ砂まいてくれている人、あれはもう神!」
■「いい人すぎる人」の特徴
entaku代表 明円卓(みょうえん・すぐる)さんによりますと、「人の伊奈は感情を察知し、先回りして優しい行動をとれる人」だということです。
■「新!いい人すぎるよ展&すぎるよすぎるよ展」
・札幌市中央区南3西5 ノルベサ3F
・料金1500円