北海道富良野市で、また“バックカントリースキー”の外国人男性が遭難し、救助されました。
この外国人男性はHBCの取材に遭難した経緯を話しました。
救助された外国人男性(72)
「死んでしまうかと思った」
疲れた表情で、遭難の状況を説明するアメリカ人の男性。
男性は、15日午後6時半すぎ、富良野市の北の峰で、友人2人とバックカントリースキーをしていたところ1人はぐれ、遭難しました。
16日午前10時ごろ、スキー場近くで発見され、ヘリコプターで救助されました。男性にけがはありません。
遭難した当時、現場付近は猛吹雪で、視界が悪かったということです。
救助された米国人男性(72)
「なぜか川にたどり着いた。(救助してもらうために)一晩中、山を登っていた」
「バックカントリーをするつもりはなかったから、装備はしていなかった」
富良野市北の峰では1月7日にも台湾人の男性が遭難していて、周辺のエリアではバックカントリーでの遭難は、今シーズン今回で7件目です。