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「銀河鉄道999の星野鉄郎になった気分」JR釧網線・SL冬の湿原号が運行前に試乗会…レトロな旅情で今年25周年 JR北海道

北海道放送 2025年1月16日 21時30分

冬の風物詩・JR釧網線の観光列車「SL冬の湿原号」が、2025年で25周年を迎えます。18日からの運行を前に、試乗会が開かれました。

釧路駅に入ってきた観光列車「SL冬の湿原号」。

1940年に作られたSL・C11が先頭を走り、釧網線の釧路‐標茶間を1日1往復します。

試乗会には、地元の保育園児たちも参加しました。

車内はレトロなつくりで、車両ごとに異なるデザインの座席や、ニスが塗られた重厚な壁が魅力です。

2023年に設置されただるまストーブでは、カフェカウンターで購入した沿線の特産品を焼いて楽しむこともできます。

こちらは釧路市の観光地、和商市場のするめです。

車窓から見えるのは、雄大な釧路湿原。運が良ければこんな出会いも…。

ナギーブ・モスタファ記者
「いました!タンチョウが見えます!」

国の特別天然記念物タンチョウも翼を大きく広げ、歓迎してくれます。

「SL冬の湿原号」の運行が始まったのは、いまから25年前の2000年。

当時、釧網線にSLが走るのは四半世紀ぶりのことで、いまも大勢の人を楽しませています。

鶴居村から来た男性
「中学校のときに見た映画『銀河鉄道999』の星野鉄郎になった気分です。窓から見える煙が蒸気機関車に乗っていると思わせる」

子ども
「ぽーって大きい音を出していた」

「SL冬の湿原号」は、中学生以上は片道2,970円。子どもは半額です。

1月18日から3月23日までJR釧網線 釧路~標茶間を1日1往復します。

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