19日、北海道釧路市で、乗用車が反対車線にはみ出し、停車中の車と正面衝突するなど、3台が絡む事故があり、警察は、反対車線にはみ出した乗用車の国家公務員の男(46)を、酒気帯び運転などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、釧路市春採1丁目に住む、北海道開発局 釧路開発建設部職員の木原利彦容疑者(46)です。
木原容疑者は、19日午後6時半頃、釧路市北大通1丁目で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、停車中の乗用車に衝突するなど3台が絡む事故を起こし、72歳の男性にけがをさせた疑いが持たれています。
警察によりますと、木原容疑者の呼気からは、基準値の3倍以上のアルコールが検出されたため、警察は木原容疑者をその場で逮捕しました。
警察の調べに対し、木原容疑者(46)は「体内にアルコールが入った状態で車を運転し、事故を起こしたことに間違いない」と容疑を認めているということです。
北海道開発局は、「当局職員が逮捕されるという事態を招いたことは誠に遺憾であります。現段階において事実関係の詳細は把握できておりませんが、今後具体的な事実関係が明らかになり次第厳正に対処する考えであります」としています。