20日の北海道内は春先のような暖かさ。
谷本洋記者
「午前10時半です。横断歩道の中心部が、まだ凍っていまして、非常に歩きにくそうです」
旭川市では、午前中に気温がプラスになり、凍っていた道路の表面が解けるとツルツルと滑りやすい状態に…。
歩行者は恐る恐る歩いていました。
市民は…
「雨降りそうだから傘を持って…杖も持っていると危ない」
「運転していてもツルツルで怖かった」
札幌市内でもあちこちでツルツル路面が見られました。
札幌市消防局によりますと、転倒による救急搬送が午後4時までに37件あったということです。
札幌市の最高気温は5.4℃と、19日より2度高くなりました。
歩道の雪はシャーベット状になり、道路には大きな水たまりができました。
荒木颯太記者
「こちらの車道、雪解け水で車線のほとんどが水たまりになっています。ドライバーは避けて運転しています」
函館市では、最高気温が6.3℃まで上がりました。
栃木からの観光客
「めちゃくちゃ暖かいです。ブーツも買って、滑らないようにした」
京都からの観光客
「もっと寒いと思ってました」
「函館来たら暖かくてびっくり」
20日は、釧路市中徹別で9℃を観測するなど、北海道内の広い範囲で3月中旬から4月上旬並みの暖かさとなりました。
岩見沢市では、屋根からの落雪の通報が6件あり、消防が出動しました。
幸い落雪に巻き込まれた人はいませんでしたが、今後もプラスの気温になる日は、落雪や雪崩に注意が必要です。