函館市など北海道南部の2市3町で橋の名前を記した橋名板、あわせて78枚がなくなっていることが分かりました。
函館市などは換金目的の犯行とみて、警察に被害届を出す方針です。
函館市によりますと12月30日、函館市恵山町の「白い浜橋」で橋名板がなくなっているのを住民が見つけ、警察に通報しました。
市が市道にかかる136の橋を調べたところ、古川町の「豊倉橋」と柏野町の「つつじ橋」でも橋名板がなくなっていることが分かりました。
なくなった橋名板はあわせて10枚で、いずれもブロンズ製で被害額は約50万円にのぼるということです。
北海道などによりますと、函館市のほかにも北斗市や七飯町など北海道南部の2市3町の道道や国道で同様の被害があり、あわせて78枚がなくなっていることが分かりました。
函館市や北海道などは換金目的の犯行とみて、警察に被害届を出す方針です。