開業から50年以上が経つさっぽろ市営地下鉄・南北線について、札幌市は、初めて走行路面を全面的に改修する方針を決めました。
1971年に開業した札幌の地下鉄南北線は、走行路面に亀裂が見つかるなど老朽化が目立っていました。
札幌市は、これまで応急的に補修をしてきましたが、より安全性を担保するため開業以来、初めてとなる全面的な改修に乗り出す方針を決めました。
改修は走行路面に舗装されている樹脂を敷き直すもので、2025年度から試験的に行われ、2027年度から全線14キロあまりで実施される計画です。
工事は、営業時間外に行われ、通常の運行に影響はないということです。
札幌市は、2025年度予算に改修工事に関わる経費を盛り込む方針です。