市街地でのクマの駆除をめぐり、北海道猟友会が北海道内の各支部に、自治体や警察と連携した適切な体制を確立するよう通知したことを受け、鈴木知事は関係機関の連携強化に意欲を示しました。
北海道猟友会は、23日、原則、発砲できない市街地にクマが出没した場合について、地元の自治体や警察と連携した適切な捕獲体制が確立されているかや日頃から訓練が行われているかなどを踏まえて出動を判断するよう文書で通知しました。
これを受け、鈴木知事は24日の会見で、今後、関係機関の連携を深めていく考えを示しました。
北海道 鈴木直道知事
「各地域での出没対応訓練などを通じて一層の連携を図っていきたい」
一方、一部の支部ではすでに出動要請への拒否や発砲を控える方針を示しています。