1月も最終週に入り、追い込みの時期を迎えているのが受験生です。
そんな受験生たちに「勉強しませんか」と、こんな施設が名乗りをあげました。
25日の苫小牧市役所。北海道内で、4番目に多い人口を抱える市役所ですが、土日や祝日は、平日と異なり、静まり返っています。
この静かさを学生に活用してもらおうと、お試しで“市役所で勉強しませんか?”と呼びかけています。
苫小牧市総務部 清野裕介課長補佐
「休日の市庁舎がすごく静かで、集中して勉強できるスペースになっている」
土曜日に開放するのは、2階の談話室です。
数人で使えるコワーキングスペースから、1人で集中できる個室空間まで、好みで場所を選べ、最大20人が利用できます。
金子将也記者
「休日の市役所ということで、とても静かで、勉強に集中しやすい環境となっています」
さらに、無料Wi-Fiや電源もあり、パソコンなどでの調べモノにも、ピッタリです。
また、市役所までの往復には、いま実証運行が行われている自動運転バスも利用することができます。
苫小牧市総務部 清野裕介課長補佐
「受験を迎えようとしている中学生、大学に向けて勉強している高校生などに活用してほしい」
初日の25日に市役所を利用した学生は居ませんでしたが、同じ時間帯、近くの図書館を覗いてみると、30人あまりの学生が勉強に励んでいました。
苫小牧市の“市役所で勉強しませんか”は、3月1日までの毎週土曜日、午前10時から午後4時まで、無料で開放されています。