北海道遠軽町生田原総合支所の20代の男性職員が、数十回にわたり支所内の女子トイレに侵入し、盗撮を繰り返していたとして、今月29日付けで懲戒免職となりました。
29日付で懲戒免職となったのは、遠軽町生田原総合支所で事務職員として働いていた20代の男性です。
男性は2024年1月から11月までの間、勤務時間中に数十回にわたり支所内の女子トイレに侵入し、扉の上に手を伸ばして個室内をスマートフォンで盗撮しました。
当時、個室を利用していた女性が盗撮されていることに気付き、2024年11月に上司に被害を報告したということです。
町によりますと、被害にあった女性職員は複数人いて、町の聞き取り調査に男性は「被害にあった女性には大変辛い思いをさせた。申し訳ありません」と話しているということです。
また、「動画は流失していない。すべて消した」とも話しているということです。
今回の懲戒処分を受けて、遠軽町の佐々木修一町長は「二度とこのような不祥事を起こすことがないよう、これまで以上に服務規律の確保を徹底し、町民の皆様の信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。