『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』を以前、主催していたNPO法人が、破産手続きの開始決定を受けたことがわかりました。
映画祭を主催していたNPO法人『ゆうばりファンタ』は30日、札幌地裁に申し立てていた“破産手続き”の開始決定を受けました。
帝国データバンク札幌支店によりますと、負債総額は約9800万円です。
映画祭は1990年から開催され、夕張を象徴するイベントでした。
しかし去年、映画祭の賞金の未払いが発覚。映画関係者らによる『有志の会』が引き継ぎ、開催にこぎつけていました。
関係者によりますと、NPO法人から外部への資金流出も疑われていて、資金繰りが悪化していたということです。