22日、札幌市手稲区の集合住宅の敷地に侵入したとして52歳の土木作業員の男が逮捕されました。警察は、のぞきが目的だったとみて動機などを調べています。
住居侵入の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区宮の森2条6丁目に住む52歳の土木作業員の男です。
男は、22日午後10時半ころ、札幌市手稲区富岡4条5丁目にある集合住宅の敷地に、正当な理由なく侵入した疑いが持たれています。
この集合住宅に住む男性から「外で物音がした。外を見ると人影があり、外に出ると男が逃走した」と警察に通報があり、警察は捜査に着手。
警察は、現場周辺に残された足跡や付近の防犯カメラなどから男を割り出し、容疑が固まったため、29日に男を逮捕しました。
取り調べに対し、52歳の土木作業員の男は「間違いありません」「やったことに正当な理由はありません」などと容疑を認めているということです。
警察によりますと、集合住宅は2階建てで4世帯が入居し、男の足跡は1階の居室の窓付近に集中していたということです。
警察は、現場の状況から、男がのぞき目的で侵入したとみて動機などを詳しく調べています。