冬型の気圧配置の影響で北海道内は31日も大雪となり、交通事故や列車の運休が相次ぐなど影響が広がっています。
冬型の気圧配置の影響で北海道内では29日夜から石狩や空知、留萌地方などで断続的に雪が降っていて、午後4時までの24時間で降った雪の量は最も多かった滝川で34センチ、札幌でも13センチとなりました。
市民
「重い、重い。(湿っている雪だから)かなり重い」
小樽市新富町では、午前4時ごろに除雪車が作業中に誤って電柱に衝突。
復旧作業のため、付近の住宅14軒が一時停電しました。
また、雪の影響でJR根室線、留萌線、函館線の普通列車合わせて15本が運休に。
札樽道や道央道などでは除雪が追いつかず、路面の雪にハンドルをとられた車が中央分離帯や雪山に衝突する事故が相次ぎました。
このほか、岩見沢市は雪下ろしや除排雪の作業中の死傷者が今シーズン、27人に上ったと発表。
雪下ろし用のヘルメットやロープを貸しだして、安全対策の徹底を呼びかけています。
来週にかけても日本海側を中心に雪が降りやすく、運転などの際に注意が必要です。