いわゆる「核のごみ」の最終処分場を北方領土に建設する提案についてNUMOの幹部が「一石三鳥四鳥だ」と発言した問題で、きのう、NUMOの理事らが元島民らに謝罪しました。
NUMO・植田昌俊 理事
「(ビザなし)交流すらできていない状態に思いをはせることができなかった。本当に反省している」
この問題は今年1月、NUMO=原子力発電環境整備機構の幹部が、東京の説明会で北方領土に最終処分場を建設するという参加者からの提案に、「一石三鳥四鳥だ」と発言したものです。
1月31日、NUMOの理事らが根室市を訪れて謝罪したものの、元島民からは怒りの声が上がりました。
北方領土の元島民
「こんな見下しているような発言をされるのはがっかり」
NUMO理事らはこの日、根室市長にも謝罪しました。