JR函館線で2024年、保線作業中に重大な事故につながるおそれのある事案が、複数件起きていたことがわかりました。
JR北海道によりますと、2024年11月9日未明、JR函館線の砂川駅構内に進入した貨物列車の運転士が、約400メートル先の線路上に、保線作業員3人がいるのを見つけました。
運転士は警笛を鳴らして非常ブレーキを作動させ、作業員は待避して無事でした。
JR函館線では2024年8月にも、岩見沢駅と峰延駅の間での保線作業中に、線路の閉鎖が解除される事案があったということです。
JR北海道は「輸送障害に至らず公表しなかったが、詳細を確認している」と説明しています。