2023年10月、北海道千歳市にある航空自衛隊千歳基地所属の30代の自衛官が、児童ポルノの動画データを所持していたとして、停職20日間の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、千歳基地第2航空団整備補給群車両器材隊に所属する30代の3等空曹です。
航空自衛隊によりますと、3等空曹は、2023年10月24日、自分の性的欲求を満たす目的で、児童ポルノに該当する情報が記録された動画データやハードディスクを所持していたとして、警察から事情聴取、家宅捜索を受けました。
その後、2023年12月下旬、3等空曹は罰金30万円の支払い命令を受けたということです。
航空自衛隊は、2月4日付で、3等空曹を停職20日間の懲戒処分としました。
第2航空団司令兼千歳基地司令の田中信隆空将補は「隊員が本事案を生起させたことは誠に遺憾であります。今後さらなる規律維持に努め、このような服務規律違反を再び生起させることがないよう、教育指導に務めていく所存です」とコメントしています。