記録的な大雪となった北海道帯広市では、5日もライフラインへの影響が続く見込みです。
3日から4日にかけて、1メートルを超える大雪に見舞われた帯広市では、道路の除雪が追いつかず、5日は帯広市内の39校を含む北海道内139の小中学校が、また道内11の高校も臨時休校します。
交通機関では、十勝バスと北海道拓殖バスが、帯広市内や郊外を走るすべての路線で終日運休。
JRは札幌と帯広、釧路を結ぶ「特急とかち」「特急おおぞら」や、根室線の新得と釧路の間で終日運転を見合わせます。
物流にも影響が出ていて、荷物の配達やスーパーなどへの商品の到着が遅れています。
5日は、道東では晴れ間が広がり気温が上がるため、屋根からの落雪や路面状況の変化に注意が必要です。
また、低気圧の影響で、6日明け方にかけ、日本海側南部と太平洋側西部では猛吹雪や吹きだまりに警戒してください。