記録的な大雪となった北海道帯広市では、一部の列車が運転を再開しましたが、依然として市民生活への影響が続いています。
観測史上最大の大雪に見舞われた帯広市は、6日午前11時時点の積雪も、平年の約2倍に当たる87センチとなっています。
堀内大輝アナウンサー
「市内いたるところで渋滞しています。帯広から隣町に向かう橋があるのですが、信号が青になっても全く動きません」
帯広市内の除雪は進んていますが、6日も作業が追い付かず、主な路線バスは終日運休となっています。
一方、JRは6日、札幌や釧路を結ぶ特急「おおぞら」の全列車が運転を再開したほか、特急「とかち」も一部で運転を始めました。
仙台に帰る乗客
「(帯広に)2泊3日の予定が1泊延びて3泊に。家に戻れるので安心してる」
7日にかけては、日本海側北部を中心に大雪となる見通しで、交通障害に注意が必要です。