去年7月、北海道倶知安町にある陸上自衛隊・倶知安駐屯地に所属する20代の防衛技官が、駐屯地内のトイレから温水便座を盗んだとして、6日免職処分を受けました。
免職となったのは、倶知安駐屯地業務隊の20代の防衛技官です。
倶知安駐屯地司令職務室によりますと、この防衛技官は、去年7月6日、駐屯地内のトイレから温水便座(約3万8000円相当)を盗んだということです。
被害が発覚した後、防衛技官は自ら盗んだことを名乗り出たということで、陸上自衛隊の調べに対し「自宅に温水便座を設置したかった」などと話しているということです。
問題を受け、陸上自衛隊は6日付けでこの防衛技官を免職処分としました。
なお陸上自衛隊は、警察に被害届を出していて、警察は窃盗事件として捜査しているということです。
また陸上自衛隊は、この防衛技官について性別を明らかにしていません。