6日、北海道苫小牧市で開幕したミラノ・コルティナオリンピックのアイスホッケー女子の最終予選で、日本代表スマイルジャパンは初戦のフランスを7対1で圧倒し、好スタートを切りました。
日本は第1ピリオド2分、パックを奪うと釧路市出身の伊藤麻琴(20）がスピードに乗って持ち込み、鮮やかなロングシュートを決め先制します。
立ち上がり5分を大事に、圧倒して先制したいという狙い通りの展開に持ち込みます。
その後もゲームを支配する日本は、7分過ぎにフランスの隙をついて地元苫小牧市出身の輪島夢叶（22）が追加点。
輪島は第1ピリオド終盤にもゴール前のリバウンドをたたいて、試合の流れを決める3点目を奪います。
その後も日本は「圧倒して全勝する」という試合前の宣言通りゴールを重ねて、12月の国際大会で敗れたフランスを圧倒し、オリンピック出場に近づく大きな１勝を挙げました。
最終予選は、日本と中国、フランス、ポーランドの４チームの総当たりで、１位通過のチームがその時点でオリンピック出場の権利を手にします。
【ミラノ・コルティナ五輪最終予選】（6日苫小牧市・ｎｅｐｉａアイスアリーナ）
日本（7位）7‐1フランス（13位）
※（ ）内は世界ランク
【日本の対戦スケジュール】
・8日（土）午後3時半 ポーランド（20位）
・9日（日）午後3時半 中国（12位）
※4チームの総当たりで1位が五輪出場の権利獲得