ファイターズの春季キャンプは6日から第2クールがスタート。週末には紅白戦も控える中、クローザー争いが火花を散らしています。
すでに新庄監督からW守護神として明言されているのが田中正義投手(30)と齋藤友貴哉投手(30)。
侍ジャパン候補にも名前が上がっている齋藤投手は「絶対的守護神」の座を掴むため、気合充分です。
6日はブルペンで課題の1つでもある下半身の使い方に重点をおいてストレート中心に56球を投げ込みました。
・ファイターズ 齋藤友貴哉投手(30)
「(手ごたえは)まあまあで、ここからまだ上げていけたらなと思ってます。第2クールでまたもう1回ぐらい投げて、どんどん試合に向けて、実践モードも含めて、試合にどんどん近づけていければなと思ってます」
さらに虎視眈々と守護神を狙うピッチャーがもう1人います。
・ファイターズ 山本拓実投手(25)
「去年クライマックスシリーズで最後に『抑えあるよ』と監督から言っていただいたが、離脱してしまったので、もう一度自分がしっかり結果を出して、任せたと思ってもらえるように心掛けていきたい」
「それが今年のオフ、僕の中で原動力になってるので、ある意味ありがたいなと言うか、基本的にどちらかと言うと、僕は追いかける方が得意なので、(新庄監督は)僕の性格を知ってるんだなと勝手に思っています」
守護神に自ら手を挙げる山本拓実投手(25)は6日、キャンプ初となる実戦形式のマウンドに。
時間にして、およそ10分。バッターに球種を明かすルールの中、ストレートのみの直球勝負。41球を投げ込みました。
・ファイターズ 山本拓実投手(25)
「シーズン中、相手がストレートを狙ってるとわかっていても、投げなきゃいけない時があるので、そういう時にどういう風に投げるのかっていうのは自分の中でテーマとして持って投げた。こう投げたら前に飛ばされるとか、こう投げたらファールが取れるとか、いろいろ試しながら投げられたので、すごくいい練習になったと思います」
「ダイレクトメッセージでお話しする機会があった時に、『来年は僕が抑え取ります』って言わせていただいて、(新庄監督から)『可能性あるからね』って言ってもらったので、その言葉を信じて自分のやれることをやりたい」