1日、北海道北部の美深町のJR宗谷線で、線路上に雪が積み上げられているのが見つかりました。
鉄道ファンが写真撮影のために置いた可能性があるということです。
JR北海道などによりますと、1日午後1時ごろ、JR宗谷線の美深駅と天塩川温泉駅の間で、除雪作業をしていたラッセル車の運転士が、線路上に多くの雪の塊があるのを見つけ、約20メートル手前で急停止しました。
雪は、約2メートルの範囲で、高さ50センチほど積み上げられ、何者かが線路の外から持ち込んだものとみられています。
関係者によりますと、当時、周辺にはカメラを構えた鉄道ファンが複数人いたということです。
JR北海道は、鉄道ファンが雪煙を上げて走る「ラッセル車」の写真を撮ろうと線路に立ち入り、雪を投げ入れた可能性があるとみています。