ノルディックスキー複合のワールドカップ女子個人の第10戦は7日、エストニアで行われ、札幌市出身の葛西優奈選手(21)が初優勝しました。また双子の妹、春香選手(21)も自己最高に並ぶ2位となり、姉妹で世界の表彰台に立ちました。
葛西優奈選手と春香選手は、5キロで争う前半のクロスカントリーで激しいトップ争いに加わり、春香選手は13分18秒2で3位、優奈選手が13分21秒で5位と好位置につけます。
後半のジャンプでは、優奈選手が93.5メートルを飛び3位となりクロスカントリーとの合計で逆転、ワールドカップ初優勝を果たしました。
また91メートルを飛んだ妹の春香選手も合計で2位となり、表彰式では姉妹でがっちり握手しました。
葛西優奈選手(札幌市出身)
「なかなか表彰台に上ることができなかったんですけど、すごくいい走りもできて、ジャンプもできて、最高の試合でした。サポートして下さったみなさん、ありがとうございます」
【ノルディックスキー複合】
・女子個人第10戦(日本勢)
1位 葛西優奈
2位 葛西春香
6位 海沼優月
20位 畔上沙那
・男子個人第13戦
8位 山本涼太
20位 渡部暁斗
26位 谷地宙
43位 渡部善斗
53位 木村幸大