9日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場で行われている雪印メグミルク杯ジャンプ大会で、52歳で現役を続けるレジェンド、葛西紀明選手が優勝し、52歳で国内主要大会2週連続優勝という偉業を達成しました。
葛西選手は、1回目で138メートルを飛びトップに立つと、2回目は雪が断続的に降る難しいコンディションの中、127.5メートルを飛び優勝を決めました。
52歳での国内主要大会連勝は過去に例がなく、レジェンドにまた新たな偉業が加わりました。
・葛西紀明選手
「調子があがっています。優勝できて本当にうれしいです。難しい条件とはわかっていたので、1本目いいジャンプできて、2本目も手堅く飛べて優勝できました」
「(優勝の秘訣は?)毎日走っています。66回目の(雪印メグミルクジャンプ)大会で、6月6日生まれの僕が優勝できて、僕のための大会だと思っています」
女子は、岩佐明香選手(28)が1回目128メートル、2回目は女子でただ一人の130メートル台となる134メートルを飛び、2位を大きく引き離して優勝しました。
【雪印メグミルク杯ジャンプ大会】9日札幌・大倉山ジャンプ競技場
《成年組》優勝 葛西紀明(土屋ホーム)
《女子組》優勝 岩佐明香(大林組)
《少年組》優勝 岡部凛大郎(下川商業高)
《ジュニア》優勝 森大耀(札幌福井野中)