この冬の北海道内の雪による事故の被害状況が発表され、死傷者数が昨シーズンを上回るペースであることがわかりました。
北海道の危機対策課によりますと、去年11月から今年1月末までの雪による事故の死傷者は152人で、このうち8人が死亡、45人が重傷となっています。
死傷者の数は昨シーズンの195人を上回るペースとなっていて、すでに重傷者の数は昨シーズンより9人増えています。
事故が発生した状況は、除雪作業中の屋根やはしごからの転落が全体の約6割を占めています。
地域別では、雪が多く降っている空知地方と上川地方に被害が多いとのことで、道は除雪中の事故に注意を呼びかけています。