12日午前、札幌市中央区で歩道を歩いていた29歳の女性が上から落ちて来た雪に当たる事故がありました。
現場近くには15階建てのビルがあり、警察はビルの窓のサッシなどから雪が落ちたとみて事故の原因を調べています。
事故があったのは札幌市中央区南1条西8丁目の15階建てビルの東側歩道です。
12日午前10時すぎ、歩道を歩いていた29歳会社員の女性の頭部や上半身に、上から落ちて来た雪が当たりました。
警察によりますと、女性は雪が当たった後、そのまま会社に出勤しましたが、頭が痛くなったため、ビルに戻り、関係者に被害を申告したということです。
その後、ビル関係者が「通りがかった人が、ビルから落ちた雪に当たったようだ」と警察に通報しました。
女性は自ら病院に行ったということですが、目立った外傷は確認されておらず、命に別状はありません。
女性は警察に「半分水のような雪が落ちてきて当たった」と話しているということです。
警察は、現場の状況などから、ビルの窓のサッシなどから雪が落ちたとみて原因を調べています。