去年12月から今年1月にかけて、北海道帯広市に住む70代女性が、投資会社を名乗るグループに天然ガスや石油などへの投資名目で、約4100万円をだまし取られました。警察は、詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、去年12月中旬、インターネットの動画サイトに表示された広告をクリックしたことをきっかけに、帯広市に住む70代の女性のもとに、投資会社の社員を名乗る男女のグループから電話がかかってきました。
女性は、グループから天然ガスや石油などの投資を勧められると話を信じ込み、今年1月下旬までに11回にわたって、指定された口座に金を振り込んだり暗号資産を購入したりして、約4100万円をだまし取られたということです。
グループから手数料や税金などの名目で次々と金を要求されたことを不審に思い、女性は暗号資産の取引所に相談したことで被害に気づいたということです。
グループとのやり取りはほとんどが電話で、女性は被害に気づくまで、一緒に暮す夫に相談していませんでした。
警察は、詐欺事件として捜査しています。