◆米大リーグ ロッキーズ５―９ドジャース（１７日、米コロラド州デンバー＝クアーズフィールド）
ドジャース・大谷翔平投手（２９）が１７日（日本時間１８日）、敵地・ロッキーズ戦に「１番・指名打者」でフル出場し、５打数３安打１打点、２得点、１四球、１盗塁の大活躍を見せた。
初回先頭の１打席目こそ遊ゴロに倒れたが、２回２死二塁の２打席目は、打球速度１０７・３マイル（約１７２・７キロ）の鋭い打球で右前適時打。４回１死走者なしの３打席目も右中間への二塁打、４打席目も左翼線へ二塁打を放った。５打席目は四球を選ぶと、今季１６個目で松井稼頭央氏に並ぶ日本人２位タイの米通算１０２盗塁となる二盗も決めた。
大谷は、ベッツが左手骨折で離脱したことで、この日から１番に座った。「１番」の代役を果たし、ロバーツ監督は「１番の役割を果たしてくれたのは大きかった」と太鼓判を押した。さらにベッツが守っていた「遊撃」の代役として先発した３５歳ベテランのロハスも５打数３安打１打点。ロハスが安打を放った試合は今季２０戦全勝とあって、ロハスは「しっかりみんなでカバーしている。ムーキー（ベッツ）が戻ってくるまで、我々は一生懸命プレーしなくてはいけない」とうなずいていた。