◆JERA セ・リーグ 巨人4―3ヤクルト(23日・東京ドーム)
巨人がリーグ戦再開後3試合目で初勝利を挙げた。初回2死三塁、岡本和真内野手(27)の適時二塁打で先制。3回にはエリエ・ヘルナンデス外野手(29)が左翼へ4号2ラン。守っては1点差の5回1死一、二塁、左中間フェンス際の大飛球をジャンプし好捕するビッグプレーも見せた。予告先発の菅野が腰痛で登板回避。緊急登板のドラフト5位・又木が4回途中2失点で降板も、リリーフ陣が踏ん張って連敗を2で止め、一日で勝率5割に戻した。
◆阿部監督に聞く
―又木は73球での交代は球数も考慮して判断。
「それもありますし、変化球の時に(腕の振りが)緩んじゃうので。そこが大きな課題。そんな中でも抑えてくれたのでね」
―又木は初回先頭でいきなり右肘に打球が直撃。
「打球が当たってデッドボールの怖さが分かったと思うのでね。攻めていけると思いますよ」
―リリーフ陣が奮闘。
「頑張ってくれました」
―ヘルナンデスが本塁打とファインプレー。
「ホームランもあんなに難しいボールをね。ナイスバッティングでしたし、フェンス際のナイスプレーも投手を助けてくれた」
―坂本が先発を外れた。
「体調も考慮して外しているんですけど、本人も内容が良くないのは知っているはずなので。週明けもちょっと分からないですけど、ヘッドコーチと相談して決めます」