◆バレーボール ▽ネーションズリーグ女子決勝大会 イタリア 3(25―17、25―17、21―25、25―20)1 日本(23日、タイ・バンコク)
決勝が行われ、世界ランク6位の日本は、同1位のイタリアに1―3で敗れ、準優勝となった。だが、準決勝でパリ五輪金メダル候補のブラジルを破るなど収穫のある大会となった。
第1セット、日本はイタリアのサーブに崩され、主導権を奪われると、点差をつめることができず、17―25で失った。
第2セットもサーブレシーブが乱れ、イタリアの高いブロックに抑え込まれ、古賀紗理那(NEC)の強打などで対抗したが、17―25で取られた。
第3セットは、途中出場の井上愛里沙(姫路)のバックアタックや好サーブなどでリズムをつかみ、25―21で奪った。
第4セットは序盤、イタリアのサーブ、ブロックに苦しみ、20―25で取られた。
試合後、古賀は「日本のように本当に小さくても、こういうところに立てた。私たちのことを誇りに思う」と胸を張った。パリ五輪に向けては「サーブが走っている時は、日本のペースで試合ができるが、サイドアウトが取れないと焦ってしまう。これから精度を高め、修正しながらやっていきたい」とした。
真鍋政義監督は「決勝に出たのはいい経験になったと思う。選手、スタッフと話して目標をどこにするか決めていきたい」と話した。