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ヴォスクオーレ仙台が開幕4連敗…F1リーグ加入後最多1420人が地元に集まるも結果出ず

スポーツ報知 2024年6月24日 10時37分

◆フットサル◇F1リーグ第4節 ▽本山製作所青葉アリーナ 大分7-4ヴォスクオーレ仙台

 ヴォスクオーレ仙台は5季ぶりのF1白星を目指したが4―7で大分に敗れた。Fリーグ加入後最多となる1420人の前で、攻撃の要となる森村孝志(32)が前半に一時勝ち越しのゴール。後半にはボールを運びアシストを記録するなど躍動したが、開幕から4連敗となった。

 慣れ親しんだ本拠地・仙台で大勢の観客の前でプレーしたが、勝利を届けられなかった。選手たちとともにベンチで熱く戦った清水誠監督(46)は「スコアを動かす事はできたけど、3試合続いているほころびが止められず、難しい試合だった」と振り返った。

 序盤は一進一退の攻防を繰り広げた。1―1で迎えた前半10分25秒に左サイドからパスを受けた森村。「絶対ボールが来ると思っていて、振り抜くことだけを考えていた」と、利き足の左で強烈なシュートを放ち一時勝ち越し。古巣相手に豪快にネットを揺らし、観客も大歓声を響かせた。

 しかし、後半はトップリーグの厳しさが身に染みる展開になった。ハイプレスを仕掛けてきた相手に押し込まれると、3―3の10分3秒に自陣でボールを奪われ失点。「プレッシャーを感じるとみんな怖がって横にパスを出してしまう。前に矢印を出していかないといけない」と森村。その後は立て続けにゴールを奪われ、点差を広げられた。

 今季初の勝ち点を目指すチームは27日に日環アリーナ栃木でしながわシティと戦う。攻撃をけん引するレフティーは「僕が何とかしないといけない気持ちはある。得点もアシストも狙いたい」。自身のゴールでチームに勢いをもたらし、今季初勝利を目指す。

(山崎 賢人)

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