リベロは山本、アウトサイドヒッター石川、高橋藍の控えは、甲斐と大塚を選出 バレーボール男子パリ五輪代表の注目ポジション

　日本バレーボール協会は２４日、男子のパリ五輪代表を発表。激しい代表争いを展開していたリベロの山本智大（大阪ブルテオン）と小川智大（ジェイテクト）のうち、山本を選出した。ブラン監督は「日本には世界一のリベロが２人いる。本当に最後まで悩ましいところだった。細かい項目を比べて最終的に、山本に決めた」と苦悩の表情を浮かべた。

　アウトサイドヒッターは、石川祐希（ペルージャ）と高橋藍（サントリー大阪）の控え争いが激戦となった。甲斐優斗（専大）、大塚達宣（大阪ブルテオン）、富田将馬（大阪ブルテオン）、高梨健太（名古屋）らが候補となったが、大塚と甲斐が選ばれた。ブラン監督は「甲斐はサーブがいい。身体能力は未来につながるもの。大塚は攻撃面で秀でている」と選考理由を語った。