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大谷翔平が無安打で4戦連発ならずも日本人最長更新8戦連続打点 ドジャース快勝で23戦全勝の不敗神話継続も

スポーツ報知 2024年6月25日 12時8分

◆米大リーグ ホワイトソックス0―3ドジャース(24日、米イリノイ州シカゴ=ギャランティードレートフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が24日(日本時間25日)、敵地・ホワイトソックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、日本人初となる4試合連続本塁打の期待がかかったが、3打数無安打1打点、1四球に終わって快挙はならなかった。それでも9回の5打席目に中犠飛で打点をマークして自己&日本人最長を更新する8試合連続打点とした。

 ホワイトソックスの先発はこの試合で最速99・4マイル(約160・0キロ)を計測した剛腕のクロシェット。大谷は21年に2打席で対戦して2三振を喫し、今年2月のオープン戦でも見逃し三振に倒れた。初回先頭の1打席目はカットボールに手が出て空振り三振。3回1死走者なしの2打席目は遊ゴロに倒れた。5回2死走者なしの3打席目は、、98・9マイル(約159・2キロ)直球に手が出ず見逃し三振。1試合2三振以上を喫するのは6日(同7日)の敵地・パイレーツ戦以来16試合ぶりだった。

 今季2度目で通算8度目の3試合連続本塁打を放って迎えたこの試合。2点をリードした7回2死二塁の4打席目は、3番手左腕・バンクスとの対戦になったが、4球連続ボールの四球を選び、快音は響かなかった。2点リードの9回1死三塁の5打席目は、中犠飛。日本人最長を更新する8試合連続打点をマークしたが、8試合ぶりに無安打に終わり、4試合連続本塁打も出なかった。

 6回まではドジャースのパクストン、ホワイトソックスのクロシェットと両軍の先発左腕の好投もあって両軍無得点。両軍とも走者を出したが、本塁が遠い展開が続いていた。試合が動いたのは7回。ドジャースの先頭・パヘスが左翼線への二塁打で出塁すると1死三塁でE・ヘルナンデスの適時二塁打が出て先制点をウア部と、さらにテーラーの遊ゴロを遊撃手のデヨングが一塁へ悪送球(記録は失策)して1点が追加され、2―0となった。9回には大谷の左犠飛でダメ押し。3―0とリードを広げた。ロハスは4打数2安打で、安打を放った試合は23戦全勝。「不敗神話」はまたしても継続した。

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