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Jリーグ、26年移行期の0・5シーズンは「昇降格なしが有力な案」「時間をかけて発表したい」

スポーツ報知 2024年6月25日 18時49分

 Jリーグは25日、都内で理事会を行い、現行の2月から8月に開幕を移行する2026年シーズンの前半の0・5年の大会方式について議論した。

 今年の3月以降、移行期の大会方式について複数の案を検討。この日も議論が重ねられたが、樋口順也フットボール本部長は「詳細を含めてまだ発表できる段階にない」と説明した。

 その上で「大枠の方針についてJリーグの中、クラブや理事会で方針はある程度合意できていると思う。これから選手会や様々なステークホルダーと調整が必要になる」と樋口氏。大会は約3か月と短いだけに「昇降格がない方がいいのではというのが有力な案になっている」と明かした。

 樋口氏は「60クラブが3か月間かけて、最後まで選手にも強度を持ってやってほしい、お客さまも1試合1試合最後まで楽しんでほしい、クラブのビジネス面でもしっかり稼ぐ必要がある。細部の設計を含めてもう少し時間をかけて、改めてこういう大会にしたいと発表したい」とし、大会の賞金など予算の設計なども含めて決定していく方針を示した。

 関係者によると、J1とJ2&J3の各大会を昇降格なしで開催する案が検討されている。J1は20チームを2組に、J2&J3は計40チームを4組に分けてホーム&アウェーで各チーム18試合を戦い、各大会で各組の同順位同士が対決する順位決定プレーオフを実施する形式となる。また、J1~J3の全60クラブを地域ごとにグループに分けて実施する案や、その折衷案も議論されてきた。

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