7月7日にスタートする二宮和也主演のTBS系日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」(日曜・午後9時)に女優の趣里が出演することが分かった。25日にTBSから発表された。
趣里は前作に続き看護師の猫田麻里(ねこた・まり)を演じる。6年前のシーズン1では“猫ちゃん”の愛称で視聴者から人気を博していた役柄。「何よりうれしかったのは、おなじみのキャストの皆さんと再び共演ができるということでした。6年後の物語を描くのですが、座長の二宮さんについていくというのは変わらず、ストーリーの中ではキャラクターの成長という部分をしっかり演じていきたいと思います」とコメント。
趣里の出演は25日、群馬県太田市の協力で行われた、約800人のエキストラが集まる大規模な撮影で発表された。
猫田はシーズン2でも変わらず東城大で主任看護師として働いているが、佐伯教授(内野聖陽)が呼び寄せた渡海と瓜(うり)二つながら性格が正反対の天城に嫌悪感を抱くという関係でドラマは始まる。この2人の新しい掛け合いはシーズン2の注目の見どころの一つだ。
同ドラマは海堂尊氏の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)が原作。日本の医療問題をエンターテインメントを通して提起し続けてきた海堂氏の“バブル3部作”と呼ばれる「ブラックペアン」シリーズ「ブラックペアン1988」「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」はファンから熱烈な支持を受けている。