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B’zの稲葉浩志がラジオ公開収録「近い距離で面白い」

スポーツ報知 2024年6月25日 21時0分

 2人組ロックバンド「B’z」の稲葉浩志が25日、都内で自身8年ぶりのラジオ番組となるTOKYO FM「JA全農COUNTDOWN JAPAN」(29日後1時放送)の公開収録に出演した。

 登場した瞬間に「フ~!」の大歓声が浴びせられた。客席と目と鼻の先に用意された特設ブースに姿を見せた稲葉は「ライブとは違って近い距離で面白いですね」と白い歯を見せながら笑みをこぼした。

 ソロとしては10年ぶり6枚目となる新アルバム「只者」(26日リリース)の発売トークイベントを兼ねて開催。抽選で100名のファンが収録現場に招待され、稲葉が客席に目線を送る度に力強く手を振った。

 収録ではMCから初めてのバンド活動について聞かれ、「高校の友達と文化祭でステージになったのが最初です」と回顧。事前の練習で声を出しすぎたといい、「喉がつぶれた。どちらかと言えば苦い思い出ですね」と懐かしんだ。

 さらに、デビュー当時については「音楽で食っていこうという感じではなくて、デビューが決まったときにやるんだなって」と苦笑い。「右も左も分からなくて、デビューが決まってからもアルバムの制作に入って考える暇もなく流れでって感じですね」とうなずきながら振り返った。

 待望の新アルバムはコロナ禍などに制作した曲を中心に構成。「焦らずマイペースで創作欲求の勢いに任していました」と明かした。早くも次のアルバムはいつになるのかと問われると「また10年空くかもしれないですし、すぐに作るかもしれない。わからないですね」とニヤリ。最後はファンの「稲葉さ~ん!」の声も飛ぶ中、頭を下げながらブースを後にした。

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