◆JERAセ・リーグ 阪神0―1中日(倉敷)
阪神は今季10度目の完封負けを喫し、リーグトップ8勝を挙げている才木の連勝も8で止まった。8回6安打1失点の好投ながら、4月7日以来の黒星となる2敗目。104球を投じていた7回に2死一塁で打席が回ったが、代打を送られず、続投した8回に2死から失点した。打線は4回先頭の森下が中前打を放った後、大山の快音が遊撃の正面を突き、遊ゴロ併殺。前川と佐藤輝の連打で2死一、二塁としたが、梅野が遊ゴロに倒れた。9回も2死から一、二塁まで攻めたが、ホームが遠かった。以下は試合後の岡田彰布監督の一問一答。
―才木はよく投げた
「よう投げたな」
―板山だけがタイミングが合っていたか
「いやいや、まっすぐいくと思ったけどな、インコースに構えたから」
―4回は2四球などで満塁も迎えたが、5回以降は元通り
「あそこは別にな、四球2つ絡んだけど、ちょっと警戒しすぎたみたいな感じやったからな」
―7回は好機で回っていたら代打だったか
「一、三塁とか二、三塁になったら用意してたけどな。一塁では代えられん」
―今後もカード頭を託すのにふさわしい
「そら、そういうことやん」
―勝たせたかった
「そら、点取らんと勝てへんからな」
―2巡目は快音も多かったが、正面を突いた
「いやいや、きょうはあれや、内容的には最近では、まだよかったよ」
―試合前のフリー打撃も
「よかった、久しぶりにな」
―これまでの無得点とは違う
「そらなあ。相手ピッチャーもよかったからな、小笠原も。チャンスつくっても、そこで一本出るかどうか、そういうことや」
―9回も好機を
「塁に出たらチャンスあると思ったけどな、1点やし」
―4回も2死からチャンスをつくった
「うん。まあな、あんまそんな悪い打球じゃなかったけどな、大山のもな」
―結果論だが、正面に飛んだのは痛かった
「それはしょうがない。そんなのは。まあそれは正面行くということはやっぱりな、向こうのボールが良かったんやろな」
―良かった感覚を忘れず、明日以降に
「だからちょっと今までのゼロとはちょっと違うよな。それが野手の方がな、あしたから、どういう感じでできるかやろな」
―野手ミーティングで何かいったか
「言ってない、言ってない、そんなん」